サイトご利用条件
このサイトは、あくまでForex Testerという過去の値動きを再現できるソフトウェア内において、利益曲線を右肩上がりにできる持論を述べているに過ぎず、実際の為替の値動きから利益が得られることを保証するものではございません。
また、投機・投資は全て自己責任です。ゆえに当サイトの情報を参考に実際のトレードにおいて出た利益や損失は、当サイト及びわたし個人に一切責任がありませんことをご理解の上、ご利用ください。
ご挨拶
ULTRA THEORY(以下、当サイト)へようこそ。管理人のこういちろうと申します。ぼくは2010年にFXと出会ったので、2024年現在でかれこれ14年の月日が経過しております。いやー、これは実に長いです。ハッキリ言って時間をずいぶん無駄にしてきたなと、今となっては思います。まぁそうは言っても?全てのタイミングは完璧である、という考えを持ち合わせておりますので、これすらもわたしにとっては完璧なタイミングなのでしょう(笑)14年と申し上げましたが、最初の3年ほどは勉強も本腰を入れておらず、調べて得た情報だけをもとに取引を行っていました。当然トータルで利益が残るわけもなく、日々本物の情報を探しまわっていました。ここでいう「本物」とは、利益が本当に残せるもののことを指していいますが、これも、実際本当のところはどうなのかを本気で調べてみなければ分からないわけです。まあとにかく楽して儲けたい思いからスタートしたわたしは、しばらく楽に勝てる方法を探し回っていました。ここはきっとみなさん同じだと思いますが(苦笑)
はじめに起きた問題
その後情報をあさり続けていると、ついに本物に出会うことになります。それは逆張り、ナンピン、マーチンゲールという最強の手法でした。これはマジで勝てる方法です。そしてすぐさま実践しました。最初の内はうまく利益を出せていました。それも100%の勝率で。しかし問題はここからです。欲が膨らんでいったわたしは、まずはもっとチャンスの数を増やしたいと思い、取引する時間足をドンドンと短期に移行していきます。ふふふ。思い出すとなんだか楽しいな(笑)
みるみる減っていく資金
儲けるためにした借金
この手法はボリンジャーバンドフィボナッチを使い、急騰急落の相場で一方方向に動き切ったと思われた辺りから玉を建て始めるものです。推奨は1時間足以上でした。これは一応ルールでしたが、気をつければ短期でもまったく同じことだろうと考えてしまったわたしは、この先やらかし続けることとなります。手法の手堅さから親に頼み込んで数千万円を借りました。そしてコツコツ勝ってはドカーンを繰り返します。最大で700万円のロスカットも経験しました。これにはさすがに手が震えたのを思い出します。親のお金でしたので余計です。
さて、資金はグングンと目減りしていきました。なぜなら、取り返そうと思うとよりロットを上げざるを得なくなったし、チャンスもより多くないといけなくなったからです。これらは全て自分がコントロールできるものではありません。しかしまだ、相場に自分を合わすことが正しい姿勢であることを理解できていなかったわたしは、相場を自分に合わそうと躍起になっていました。
トレードの検証作業を始める
このままではマズいと一念発起したわたしは、他の方法を模索し始めます。そしてようやくForex Tester2というソフトに出会いました。すぐさま購入し、専用のSNSにも登録を済ませます。また、このとき初めてトレードで勝てるようになるためには、検証という作業が必要不可欠であるということを学びました。このため、SNS内で始まった検トレジムというものに入塾しました。ここでチャートの波のイロハを勉強し、毎日毎日ForexTester2と向き合っていました。チャートの夢を見るくらい一日中ソフトを稼働し、水平線やダウにトレンドというものの理解を推し進めていきます。しかしその努力もむなしく、トレードで勝てる方法は一向に理解できるようにはなりませんでした。
無謀な挑戦
当時会社を経営していたのですが、FXの研究に夢中になりすぎたわたしは、会社に顔すら出さなくなってしまい、みるみる内に売り上げは下がり続けていきました。しかしきっともうすぐ全てが理解できて、FXでとてつもなく稼げるようになる!ということを信じてやまなかったわたしは、最終的に経営自体を面倒に思うようになり、右腕に全て譲ってしまったのです。そうです。収入0です。いやほんとにアホだなーと思います^^;
タイムリミット
収入0、FXで勝てるようにもなれない、家賃の滞納も始まる。こうなってしまったらもうお手上げです。わたしは完全な挫折を味わいました。幸い千葉に祖父が購入していた一軒家があったので自分はそっちに、奥さんと当時小学生2年生の娘、3歳の息子は奥さんの実家に戻ってもらいました。
それでも諦めきれなかったわたしは千葉で研究と検証を4年間続けます。通常この辺りで成功しだす人がポツポツ出てくると話には聞いたことがありますが、わたしにはまだまだ見えてきませんでした。そして更に3年、4年と月日が経ち、その中でようやく徐々に絞られてきたポイントが固まっていったのです。
ゆっくりだが着実に理解は進んでいた
実際利益を残すためには、利益を削る無駄なトレードをやめるべきという思いに至り、やるべきこともそうだが、先にやらないことをしっかりと決めていこうとルール化していきました。この考えが功を奏し、何とかトントンか少しプラス程度に成績が変わっていきます。
とにかく負けたらその理由を探った
大きな損失を出すことはまったくなくなり、コツコツ勝って、コツコツ負ける感じになってきたトレード。しかし負けるのは決まって逆目線であることが大半でした。結局短期足の値動きに集中してしまうと、いつのまにか木を見て森を見ずのようなことをしてしまいだすのです。こういったこともルール化していきました。その後もまだまだ負けるトレードがなくなることはありません。
しかしその度に「これは何か?」と自問を繰り返しました。そしてやめるべきか、改善すべきかの判断を繰り返していきます。もうこうなると負けすら少し楽しみだします。なぜなら値動きに対する理解がより進むことになるからです。これらを何とか言語化し、独り芝居でアウトプットしていきました。そうこうしているうちに、何を待てばいいのかの輪郭がかなり固まりだしていきます。
最後まで悩んだのは目線
15分足が下を向きだしたとき、1時間足がまだ上だった場合、いったいどちらに着いていくべきか。こういったことが最後の悩みとなりました。しかしこれらは悩みなどではなく、ただシンプルに、現在の価格が今どの波のどこにいて、それがどっちを向いているのかさえ分かっていれば、その時強い方についていくという選択をとり続けていくだけだということに気付きました。この辺りから成長のスピードが飛躍的に増していきます。長期チャートの中で短期チャートが今どのような状態でいるのか。エントリーパターンの大きさと背景の関係。トレンドフォローで玉を建てるタイミング。今どの波の支配下にあるのか。また、どんな位置で反転しようとしているのか。などなど、ここでは書ききれない数々の知識が蓄えられ、トレードに有効活用できるようになりました。
現実と検証トレードとのギャップ
意外と厄介だったのがここです。検証ではとても上手くいくのに、いざ現実のトレードとなると何か違うことをやってしまうのです。これは完全に自分の心や精神の問題であるため、意外と強制するのに苦労します。といっても、止めるという決断をし、それを守るだけなのですが、いやはやそれがなかなかですね…、欲がからむ問題でしたので。しかし何かしてしまえば反省し、印刷、ノートをつくっていたので、その作業がもういい加減面倒すぎて、やりたくなくなりました。ダメなことを。そして最後は「待つ、待つ、待つ」ということができるようになったのです。
終わりに
何より難しかったことが上記した「ただ待つ」ということができるようになること。そうは言っても何を待てばいいのかが分からなければ意味がありません。なので、当サイトでは「ぼくがいつも何を待っているのか」に重点を置いた解説ができるようにしていきたいと考えております。コンテンツはまだまだ製作途中ですが、あたたかく見守っていただけますと幸いです。最後までご清聴いただき、ありがとうございました。
2024.5.14(火)