高勝率なエントリーパターン
虎視眈々とその時を待ち、狩りの成功率を極限まで高めよう
買われることが前提としてある波の右側で
押し目を買うときに待っているのは、押し目を拾いたいと考えている波を構成するトレンドが崩れてくることです。つまりここでいうところのⒸの動きになります。そしていいところまで差し込んできたところで上昇Ⓓが発生しました。ここを更に1分足まで掘り下げ見ていきたいと思います。
下落Ⓒに対しⒹは明らかにダウの転換です。上位足の背景を鑑みても、この右側で一度押し目を狙うことは間違えではありません。ただし気をつけてもらいたいのは、Ⓒの下落に対しても、戻り売りが入ってくるということです。このことは決して忘れないでくださいね。これも基本的な考え方として覚えてもらいたいのですが、全ての波には押しと戻りが入ってくる可能性があるということです。この場合はⒺの動きをもっていいます。ではまずⒹの右側で一旦買える、というかわたしなら買うという場面を詳細に解説してきます。
エントリーパターン
①の場面を拡大した画像をご覧ください。
Ⓓに対し押してきた波がⓔになります。①で転換が起きたので、この転換に対し早々に買っていくのも自信があれば間違いではないと思います。ただしわたしはここではまだ、ⓔでつけた安値が更新される懸念があるため、このⓔに対する戻りを一度は受けたいと考えています。それが②→③の動きになります。そしてこの動きに誘われた売り方が失敗していくタイミングでまずは入っていきます。もちろん④の動きを見てから、この波の右側で押し目を拾っていくのが最もセオリーとなります。
ではこのままもう一つ右側の波でもタイミングを見ていってみましょう。
1分足チャートの波Ⓔは上位足(ここでは5分足を起用)の波Ⓒに対する戻り売りであると考える事ができます。しかしそもそもここで狙っているのはⒶに対しての押し目なわけですから、Ⓓの上昇波が発生した時点で、頂点Ⓒが安値として確定していく可能性も出てきているということも考えられます。つまり、Ⓔが下げ止まるのであれば、そのタイミングで入っていきたいということです。さて、ここで気を付けていただきたいのが、この時上段の1分足チャートにおいて、①の転換の値動きに引っかかってしまい、買い向かってしまうことです。なぜならこの転換は失敗となり、上図の通り①でつけた高値がⒺに対しての戻り高値となり得るからです。実際②でその話は確定しましたね。さて、ここで逆手にとりたいのが、転換→転換失敗→再転換という値動きのパターンです。どういうことか詳細に解説していきます。
攻めの姿勢
狙っている方向に自信があれば、転換していく動きにだって乗ることができる
高値ⓧは普通にⒺの波を構成するトレンドの戻り売りになるため、ダウの転換は①であると解釈できます。この転換は波Ⓔ(既出したトレンド自体を一本の波とカウントする)に対しての戻りとなり、失敗に終わる可能性があります。そして実際に②として失敗に終わった結果、波Ⓔに対しての戻り高値として確定しました。この値動きを左下の図に可視化してみました。
Ⓔのトレンドを崩してきた転換①は転換に失敗した結果、Ⓔの波の戻り高値(この高値を節目と考えることができる)となった。さて、ここからの説明が非常に大変なところになりますが… がんばっていきます。
確定した未来
安値②が既に買いたい状況や位置である場合、この転換①→転換失敗②を逆手にとって考えていくことができます。まずは下図をご覧ください。
エントリーパターンの章で書いた、転換→転換失敗を誘った後の押し目を拾っていくパターンをオーソドックスとした場合、今回は逆にこの転換失敗こそが失敗していくだろうという想定が立つというものになります。続けて図Ⓑをご覧ください。
チャートの左側の状況が既に「買いたい」と考えられている場面であるなら、転換①→転換失敗②の右側の戻り売りは失敗していくだろうという想定が立ちます。この状況ではそもそも③となっていくことが推測できるということです。その時その時のパターンにもよりますが、自分がここだというタイミングでロングを仕込んでいけばよいでしょう。これは確率論で言うところの「確定した未来」の話に通じてくると考えられます。
リスクの取り方と考え方
損失は「幅」ではなく「額」で限定する方がよい
③となってしまえばもう後は買っていくだけなのですが、よくここで、いやーもう損失の幅が大きすぎて怖くて入っていけません。などという声をたまに耳にします。でもそれはすごくもったいない話で、実はそれ、ロットを固定してトレードを考えてしまっているからなんです。本来トレードはその時の損失幅に合わせてロットを適正に調整すべきで、限定すべきリスクとは、一回の取引に対する損失の額の方なんです。
ロットを固定して考える場合、確かにある意味「楽」ではありますね。例えば~10pips前後に損失が限定できるチャンスがあれば入っていくだけという形が取れますので。しかし波を使ってトレードのシナリオを考える場合、いつも同じ大きさの波とは限りません。というか毎回違ってきます。だからこそ、チャンスであると認識できたときに、例えば証拠金に対してワンポジションの損失額を0.5%に限定し、一つのチャンスに対してポジションは最大3つまで持つというようなルールに設定したとします。この場合トレードが完全に失敗に終わったとしても最大リスクは証拠金に対しての0.5~1.5%に留まるわけですので、ワントレードに対しての思い入れをかなり小さく収めることができるようになり、いちいちリベンジトレードのような発作を起こさなくても済むようになるんです。
便利な発注ツールを探してみる
損失幅に対して自動でロットを調整してくれるようなEAがメタトレーダーにはあります。有料のものから無料のものもあった気がします。他のチャートソフトにもあるかもしれませんが、国内ブローカーの専用ソフトにはないかもしれません。そこでおすすめなのが外為ファイネストさんです。ここは国内業者である上に、メタトレーダー5が使用でき、かつスプレッドも小さく取引手数料が取られることもありません。
さて、ここまで詳細に解説してきましたが、ちょっと複雑すぎましたでしょうか?しかしこの基本的な考え方をしっかりと身に着けることができれば、自分自身でトレードのシナリオを構築することができるようになると思います。シナリオがつくれれば、あとはそれに沿った行動を淡々と取っていけばいいだけとなり、トレードの成績は劇的に安定へと向かうはずです。
重要なのは目線
結局トレードで最も重要なことは、どちらかに動くことが決まった状況の発生を「待つこと」だとわたしは考えます。この、方向がしっかりと出た長期チャートに対して、その話をより短期に落とし込んだシナリオが描けるようになれば、負けることの方が少なくなるからです。これはタイプにもよるかもしれませんが、わたしは少なくともトレードの勝率は高い方がいいと考えています。なぜならストレスなく圧倒的に稼ぎやすいと思うからです。おそらく多くのトレーダーさんもわたしと同じ、高勝率を求めていると思うのですが、皆さまはどうでしょうか?
さて、他にもまだまだ伝えたいことは山ほどあるのですが、今回のシリーズはここまでにしておこうと思います。FXは貧乏人にとって魔法のシステムです。誰にでも好きなだけ稼げるチャンスが与えられるわけですからね。更に今ではプロップトレーダーという道筋まで用意されています。皆さんはプロップトレーダーというものをご存じですか?もしも知らなかったらぜひ一度調べてみて下さい。ブローカーの資金を利用してトレードで利益を上げ、そこから情報提供料という形で報酬を得ることができるという神がかったシステムになっています。もちろん誰でもなれるわけではなく、各業者が用意したそれ相応のプロテストに合格する必要がありますが、ここまでのコンテンツを何度も読み返して自分の知識に換えることができれば、試験に合格することも夢ではないと思います。この先日本人の個人トレーダーからたくさんの成功者が出て、この国がもう一度豊かなれば嬉しい限りですね。ぼくも今はまだ兼業としてやっていますので稼ぎは少ないですが、2025年度中には必ず試験に合格し、また専業に返り咲きたいと考えております。まだまだコンテンツも充実させていくつもりですので、ぜひ皆様の温かい応援で、人気ブログのランキングを上位に押し上げていただけますと幸いです。それではまた、次のコンテンツでお会いしましょう!
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